社会システムは、自分がデザインしようとなくていい!?
私はそれまで、「社会システムはどのように創ればよいのだろう…」と、構築方法ばかりを探究していました。
「社会をそんなに大きく変えたければ、選挙に出て政治家を目指せばいいのでは…」という声も聞こえてきそうですが、その方法は自分にはちょっと違うなあと感じてしまいます。
模索する一方で、「自分が社会システムをデザインするなんて、おこがましい」と、ある種の違和感も感じていました。
そんなとき、ハワイに住む女性のメンターから個人セッションを受ける機会があり、意外なことを教えてもらいます。
あなたが社会システムをデザインしようとしなくていい。
それぞれの人が本来の姿で生きたなら、自然と豊かで素晴らしい社会ができるのよ。
この言葉を聞いたときが、「新しい社会システムへのアプローチ」の光明を見出した瞬間でした。
地球上で暮らす一人ひとりが、才能や個性を発揮して、本来の姿で生きられたら…。
きっと素晴らしい社会になるはず。
それを実現しよう。
才能や個性を活かす「教育」が、豊かな社会をつくる
では、自分ができることは何だろう…?
多くの人が本来の姿で生きるために、様々なアプローチを行いました。
すでに、潜在能力やマインドセットの重要性には気付いていた私。
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潜在意識能力の開発を手掛けてみたり、潜在意識に働きかける空間づくりをしてみたり。
それらのいくつかは事業化し、ある程度の事業規模になりました。
しかし、「社会システム」という大きすぎるほどのスケールのものをデザインするには、波及効果が少ない…と感じていました。
それをできるだけ早く実現するには…?
最終的にたどり着いた答えは、「教育」。
「教育」を通じて一人ひとりのユニークさを発揮させることができれば、いずれ理想の社会システムが実現できるのでは…?という結論に至ったのです。
人間社会は、一人ひとりが集まってできているものだから。
自分の本来の姿でイキイキと生きる人が増えれば増えるほど、社会はどんどん良くなっていくのです。
そんな人を増やそう。それが最も近道だ。
自分の進むべき分野が「教育」に絞れたことで、ミッション実現に向けて大きく前進しはじめました。