一人ひとりが「ユニークさ=多様性」を発揮する社会。どうやったら実現できる?
自然界をお手本にしたら、「ユニークさ=多様性」が豊かな人間社会をつくる ということに気づきました。
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ep.04|自然がお手本。「ユニークさ=多様性」が豊かな人間社会をつくる
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企業経営やスポーツの分野などにおいて、個人のユニークさを発揮して非常に上手くいっているように見えるケースはたくさん存在します。
しかし、運が味方して上手く言ったケースも多く、再現性のないケースも多いのでは…と感じています。
また日本人は学校教育において、「答えはひとつ」「みんなと同じ振る舞いを」と教えられてきたので、自分のユニークさを発揮している人を探すほうが困難なのが今の現状です。
では、どうすれば「一人ひとりがユニークさを発揮する社会」を実現できるのでしょうか?
私たちには、まだ知られていない潜在的な未開発の能力が隠されている
あるとき「潜在能力」という分野に出会い、探究していくと様々なことがわかりました。
ひと言で言えば、私たちには「自分も知らない潜在的な能力が隠されている」ということです。
ある二人の科学者が定義した、有名な「ジョハリ・ウィンドウ」という概念があります。
人間には「4つの窓」があるというのです。
ジョハリ・ウインドウ「4つの窓」|アースエレメント
人間にある「4つの窓」
- 自分も知っているし、他人も知っている(自分も他人も認識している自分)
- 自分は知っているが、他人には知られてない(隠している自分)
- 自分は知らないが、他人は知っている自分(自分では認識できてないが、他人からはよく見えている自分)
- 自分も他人も認識していない自分(未開発の自分)
ここで注目すべきは、3と4です。「自分は、自分のことがほとんどわかっていない」のです。
そしてさらに重要なことが、4の「未開発の自分」が最も大きなエリアを持つということ。
つまり私たちは、「自分が思っている以上に、自分が知らない自分を発見し、開発していくことができる」ということです。
このあと私は、「潜在能力」と「マインドセット」をとことん探究することになります。